ちょっと内々な話で恐縮ですが、
「どう見せるか」みたいな議はあって。
例えば凄く熟練の技術あります!とか。
インスタ映えの空間!とか。
笑顔!とか。
で、お客さまはどういう店を選ぶか、みたいな話になって、
いろいろと意見を交わし合う場もあるんです。
古くから当店を知っていただいている方はご存知かと思いますが、
ciqk’ NAGOYAはあまりどこにも寄せていないんですよね。
寄せた方がいいよとは言われます。
専門性を持たせる方が、マーケティングには強い。
上手いのか?おしゃれなのか?安いのか?
いつも申しますのは、
「マーケティングを意識した時点で店舗の精神は死んでいる」
やっぱりいろいろとテーゼはあって。
汚い店ほど料理が美味い。
インスタ映えする店ほど味は微妙。みたいな。
いや、インスタ映えして且つ美味いのつくればいいんじゃね。
みたいな。
ね。
こういう場所だから言いますが、ciqk’ NAGOYAの、施術はかなり上手いですよ。
僕も一応プロなので世間のレベルは知っています。
その中でかなり上手い部類です。
あ、ちょっとまだ怒らないでください。
最後まで聞いてください。
でね、
上手い人は、大体上手さに溺れるんです。甘えるというか。
こんだけ上手いんだから売れるよ。みたいな。
そういう大人にはなりたくなかったんですよね。
気づけるところは全部水準を上げた方がいいに決まってる。
技術力があるのは、最低条件です。
いい香り。
いい色彩。
いい音色。
いいスタッフのいい笑顔。
それをすべて創った上で店舗が維持できる範囲で出来る限り安い価格設定で。
だからね、別にお店の推しポイントなんてないんです。
どう見せるかなんて、特にないんです。
逆に言えば全部が推しポイント。
なにかに寄せて突出した店舗には必ずと言っていいほど欠落がある。
彷徨われてるようでしたらとりあえず一度。




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