善く生きようとするほど、良く生きられない。

昨日、いつも笑顔で楽しいお客様が、

ひどく疲れている様子を見て、

少し考えました。

なんだか暗めの滑り出しで申し訳ありません。

でも最後はちゃんと明るく締めくくりますのでいいと思いますよね。

いいと思います。

人間の疲れは、大きく分けると二種類あって。

身体の疲れと、心の疲れ。

多くの場合、深刻なのは後者で。

僕も幾度と経験がありますが、

心さえ疲れていなければ、よほどの病でもない限り、身体は大丈夫なものです。

でも心が疲れてしまった時は、身体も引っ張られて、

調子が悪くなり、だるくなり、何もしたくなくなり、終いには動けなくなる。

肝心なのは、「何のために頑張っているのか」

ということだと思います。

例えば、

自分の未来のために頑張っている時。

もしくは、大切な誰かのために、頑張っている時。

心は疲れるどころか、むしろ強くなるもので。

でも社会の中にいると稀に、

その頑張りが自分のためにも誰かのためにも、ならない時があります。

「責任」、「プライド」、「世間体」、「給料」など。

そういう類のものは社会と切り離せないもので、

そういうものに自分のエネルギーが吸い取られていく。

頑張るほど、自分のために生きられない時がある。

それほどに悲しいことはありません。

皆様におかれましても是非、

疲れたなと思う時は、

何のために頑張って、

何のために、疲れているのか。

一度止まって考えてみてほしいと思います。

何のためかわからないことに、

あなたの大切なエネルギーを使うことなんてない。

人は時に、もっとエゴイスティックに生きてもいい時があります。

なぜなら人生は他人のためにあるものではなく、

自分自身が幸せになるためにあるもの。

それだけは、間違いありません。

幸せになる方へ方向転換するために、

少し立ち止まって考える場に使っていただければ、幸いで御座います。

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