少し更新が遅れてしまいましたが、
先日9月15日をもって、内装工事が完了しました。
9月1日の着工から、工程表通り、少しの遅延もなく仕事をこなしてくださり、
予定通り二週間の準備期間を設けることができました。
サロンにおける内装については、様々な見解があります。
内装や備品類を安くあげれば、当然その分を施述価格でお客さまに還元することができます。
前職の社長からも、
「一店舗目は特に、内装にかける資金があったらその分を運転資金に充てるべき」
とのお言葉もいただきました。
が、
性分は変えられません。笑
三つ子の魂です。
良いものを、選ばずにはいられませんでした。
よくクリニックなどの経営で聞く話ですが、
あまり内装や演出を凝りすぎると、
肝心の技術の部分で疎かな印象を与えるという分析があります。
技術の凡庸さを、それ以外の部分で補填するといったことだと思います。
僕は、全く逆だと考えます。
内装についてもそうですが、
たとえば施術に使うオイルひとつについても、
お客さま用のアメニティも、
待合席の雑誌も、
毎日の掃除も、
すべてのひとつひとつが、
我々からお客さまへの「想い」が具現化されたものです。
そして当然、技術も、接客も、「想い」ありきの賜物です。
チープなものを堂々と置いていたり、掃除が雑だったりする店を見かけると、
「きっとその程度の想いなのだろう」
と、僕は思います。
安い想いの店には、
安い内装がお似合いです。
本当に良い時間を過ごしてほしいと思っているなら、
たとえばお手洗いのハンドソープも、
少し高くても香りの良いものを、
置いてあげたくなるはずですよね。
もちろん、お店として経営をしていく上で、
周りより良いものをつくるほど、
どうしても価格を上げなければいけない時があります。
それでも、今、僕が提供できるものは、
お金で買える価値を、
必ず上回っていけるものだと、思っています。
昨日、初めて完成形を見に行きましたが、
文字通り言葉も出ず、
しばらくぼーっと眺めていました。笑
今すぐにでもシェアしたいところですが、設備備品がほとんどまだ入っていないので、
ひと通り揃ったら内観写真をどんどん上げていきたいと思います。
とりあえず、一枚だけ。笑

正直、完全に予算オーバーでしたが、後悔はありません。
この内装工事が、
たくさんの小さな幸せへ、
素晴らしいスターターになると信じています。



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