先日弊社は創立記念日を迎え、七周年、八年目となりました。
お花を贈って頂いた皆様、個人的にメッセージやお祝い品を頂きました皆様改めて深く御礼申し上げます。
いつも本当にありがとうございます。

七年の月日をこの荒ぶる業界の中泳ぎ続けて来られたこと、
稀有なことと誇らしく思いながらも。
起業の頃に私が思い描いた未来予想図にはまだ程遠く離れた場所にいるという焦燥。
交錯します。
七年間。何店舗かを出店しました。
何店舗かを閉店しました。
幾人もとの出逢いがあり、
幾人もとの別れがありました。
喜怒哀楽。
コロナ禍。
もしあの時に戻れたら違う判断をしていたと思うこともあります。
もっと多くを残す選択肢もあったのではないかと思うこともあります。
でも、一番大切なのは何かを残すことではないのではないかと、
最近は考えるようになりました。
もちろん目に見えるものを創り、残していくことも素晴らしいことです。
でもそれより一番素晴らしいことというのは、その時々一瞬一瞬を彩ることなのではないかと考え始めています。
人は皆、いつか灰になります。
それより先に我々の店舗も灰になるでしょう。
しかし、灰にならないものもこの世にはある。
そういうものをクリエイトできることほど素晴らしいことはないのです。
決してこの業種に限ったことではなく、刹那の彩りを創っていくことはなによりも崇高であると考えます。
周年くらいは回顧をしてもいいかなと、昔の記事を読んだりしていました。
六年前、創業一周年の日に書いた記事です。

三子の魂。
変わってないんですよね。
こういうところは。
私たちの理念は心です。
これがもし間違っているなら、悔いはありません。
母から授かった心と、スタッフひとりひとりが胸に宿す爆風のような心。
これからも何にも忖度は無く。
目の前の闇をひとつずつ晴らし、心に花を咲かせること。
もしかするとビジネスとしては遠回りなのかもしれません。
然し、理念を捨てなければビジネスができないのであれば商売を降りる所存です。
八年目、変革の年になると思います。
変わっていくものが殆どで、変わらないものはほんの少し。
そのほんの少しをスタッフとお客様方と共に抱き締めて、変革を起こして参ります。
ご迷惑をお掛けすることもあるかと存じますが、
今後ともciqk’ NAGOYA何卒宜しくお願い申し上げます。



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