溶岩の中で、考える。
有り難いことに、多様な仕事を頂く機会が増えた。
仕事を選べる立場ではないけれど、
どうしてもこの仕事をやってはいけないと、思うことがある。
誰だって皆、勝ちたいと思う。
誰かが勝つ時、誰かが負けるから、
ビジネスをすると、誰かの失敗を、自分の幸福のように、
錯覚していくのかもしれない。
お客さまは神様だと、僕はまったく思わない。
社員も、お客さまも、
例えるなら、かけがえのないトモダチで、
そして未だ見ぬ未来の社員もお客さまも、未来のトモダチだ。
誰にも、なにも、願わずに、
自己の勝利や幸せを追い求める人を見ると、
どうかこれ以上、なにも話さずに、動かずに、いてほしいと、思う。
自分一人だけが幸せな勝利なら、
みんなが背中を押してくれるような苦難を僕は選びたい。
経営とは、貢献であると、割と前から言ってきたけど、
意外と本気で思っていると、
気付かされた、
溶岩の中で。
僕たちが、なにかをする時、それは必ず巡って、
混沌とした社会の、未だ見ぬ誰かの心に、
小さな、幸せを、咲かせるものであると、
貫いていたい、



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